犯罪抑止のため、マンションへ防犯システムの導入を検討していませんか。オートロックのマンションといえども安心できない世の中なので、何かしらの対策が必要ですよね。検討中の方のために、マンションへ防犯システムを導入した事例を紹介します。さらに、そこから見えてくるメリットも解説します。トラブルが起きる前に、確認しておきましょう。
防犯システムのマンションへの導入事例
マンションに防犯システムを導入した事例は以下の通りです。
防犯カメラを入れ替えた事例
すでに防犯カメラを設置していたAマンション管理組合。しかし、設置からかなりの年数がたっていたため、十分な働きをできているとはいえない状況でした。具体的には、夜間の来訪者やエレベーター内をクリアに撮影できないなどの問題を抱えていたのです。
以上の問題を解決するため、古い防犯カメラを、暗い環境での撮影を得意としている高解像度の防犯カメラに入れ替えることにしました。さらに、玄関付近、エレベーターなどの目立つ場所に、「防犯カメラ作動中」と書かれたステッカーを貼ることにしました。
防犯カメラを新しくしたおかげで、現在では時間帯を問わず来訪者、エレベーター内をクリアに撮影できるようになっています。入居者が、これまで以上に安心して暮らせるようになったと評価されています。
防犯システムで総合的なセキュリティアップを図った事例
駐輪場に停めている自転車、ゴミ捨て場へのいたずらや違法なチラシの投函に悩んでいたBマンション管理組合。これらの対策として、防犯システムの導入を決定しました。具体的には、駐輪場付近とゴミ捨て場付近に目立ちやすいボックス型防犯カメラ、マンションの玄関付近とエレベーター内に威圧感の少ないドーム型防犯カメラ、敷地内各所に「防犯カメラ作動中」のステッカーを設置したのです。
以上の対策の結果、駐輪所に停車中の自転車、ゴミ捨て場へのいたずらはなくなりました。違法なチラシの投函をゼロにすることはできていませんが、以前に比べるとかなり少なくなっています。また、投函者を特定できたので、今後の対策につなげられる可能性が見えてきました。
導入事例からわかるマンションへの防犯システム導入のメリット
以上の事例から、マンションへの防犯システム導入には、どのようなメリットがあるといえるのでしょうか。
来訪者を特定できる
防犯システムを導入することで、マンションへの来訪者を特定できるようになります。万が一、トラブルが発生した場合に、誰が問題を起こしたか明らかにできます。
不審者の侵入を抑制できる
来訪者を特定できるので、不審者の侵入を抑制できます。悪意をもって侵入しようとする人は、撮影されることを嫌うからです。防犯システムは、犯罪抑止に役立ちます。
いたずらを防げる
不審者の侵入を抑制できれば、駐輪場やゴミ捨て場などへのいたずらも防げます。敷地内のセキュリティを高める有効な対策といえるでしょう。
入居者の安心感につながる
マンション内の治安が良くなることで、入居者の安心感が増します。結果的に、入居者の満足度を高められるはずです。
マンションに防犯システムは欠かせない
マンションに防犯システムを導入することで、不審者の侵入を抑制できます。不審者の侵入を抑制できれば、マンションへのいたずらなども防げます。防犯システムは、入居者の安心感や満足度を高めるために欠かせない設備です。現在では、マンション内でもさまざまなトラブルが起きています。心配な方は、防犯システムの導入を検討しましょう。