顔認証システムが備わった監視カメラのメリットや注意点、事例を紹介

セキュリティーカメラ

近年リリースされている監視カメラには様々な機能が搭載されており、防犯や特定物の監視以外にも沢山の利用方法が考えられます。
中でもテクノロジーの進歩と共に搭載されるようになった「顔認証システム」は、使用用途が様々で非常に利便性の高い機能だと言えるでしょう。
この記事では、監視カメラの顔認証システムの特徴やメリット、注意点や導入事例を紹介します。

監視カメラの顔認証システムの特徴

ここでは、監視カメラにおける顔認証システムの特徴やメリット、注意点を解説します。

顔認証システムとは

監視カメラの顔認証システムとは、カメラが映し出した人物の顔をマッチング用の顔認証データと照合させ、人物を判別するシステムのことです。
まず動画・画像から、目・鼻・口などの身体的特徴の位置や大きさを分析します。
分析したデータは、外部から盗まれてしまわないように暗号化され、サーバー上に保管されるのが通常です。
そしてその後は認証を行うためカメラに顔を向けた際に、映し出された顔の映像と保存されているデータとを照合して本人確認を行います。

現在では個人情報に関する意識の変革などによってセキュリティ対策の重要度が高まっており、顔認証技術の進歩と共に顔認証システムが実用化されるに至りました。

顔認証システム導入のメリット

顔認証システムを導入するメリットは、以下の通りです。

・高いセキュリティレベルが実現
人間が持っている身体的な特徴は個人によって異なり偽造が難しいため、顔認証システムを導入することで高いセキュリティレベルの実現が期待できます。
また、それぞれの個人の入退室時間をログとしてデータに残せるため、外部からの侵入だけでなく従業員による不正を抑制することにもつながります。

・導入しやすく使いやすい
専用の機器又はアプリケーションなどは必要ですが、導入しやすく、カメラに顔を向けるだけという認証手続きのしやすさから導入・認証作業が負担になりにくいと言えます。

・機器との接触がないため衛生的
カメラに顔を向けるだけで認証が完了するため、指認証やパスワード認証などのように機器に触れることがなく衛生的だと言えます。
感染症対策においても、顔認証システムには大きな効果が期待できるでしょう。

顔認証システム導入時の注意点

大変便利な顔認証システムですが、導入時にはプライバシー保護に十分な注意が必要です。
顔に関するデータは個人情報保護法でも個人情報にあたるとされており、具体的にはデータの利用目的を本人に通知・公表したうえで撮影しなくてはなりません。
その他にも利用目的外のことにデータを使えないなどいくつかの規定があり、規定は厳守が求められます。
また、顔認証システムは現状ではまだ製品による性能の差があるため、目的や条件に合った製品を選択することも大切でしょう。

監視カメラの顔認証システムの導入事例

ここでは、監視カメラの顔認証システム導入事例を2つ紹介します。

勤怠管理に活用

顔認証システムは、企業・組織の勤怠管理に最適なシステムです。
入口にカメラを設置し顔認証で入退室を許可するようにすれば、従業員はなにかに触れることなく出入りできます。
また、顔認証を行ったデータはログとして残るため、入退室の時間が正確に記録でき、勤怠管理の正確性向上が期待できるでしょう。

介護施設での利用者の徘徊対策に活用

介護施設での利用者の徘徊対策にも、顔認証システムは活用できます。
顔認証システムによって老人ホームなどの利用者が徘徊した際に人物を判別できるようになれば、「いつ・誰が・どこにいったのか」を把握できるようになります。
近年では高齢化社会が進展しており、高齢者の徘徊による行方不明や死亡事故などが非常に大きな問題になっています。
徘徊は深夜に起きるため、限られた人員ですべての施設利用者の動向を把握しきるのが難しく、顔認証システムなどのテクノロジーの力を借りることが重要でしょう。

監視カメラへの顔認証システム導入をご検討ください

監視カメラの顔認証システムとは、登録済みのデータとカメラが映し出した顔の映像を照合して人物を判別する仕組みです。
複雑な機器が必要無いため導入がしやすく、非接触で認証作業を進められるため衛生的など、顔認証システムには様々なメリットがあります。
組織のセキュリティ対策や管理体制向上に、監視カメラの顔認証システムを活用してみてはいかがでしょうか。

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