ネットワークカメラ設置工事のメリットは?おすすめのケースも解説

ネットワークカメラ

近年では企業活動においてもIoTが浸透しつつあり、ビジネスの成長には欠かせない要素になっています。
防犯カメラの世界においてもそれは同様であり、ネットワークカメラ設置工事を行うことで様々な利点があるのです。
この記事では、ネットワークカメラ設置工事のメリットや導入をおすすめするケースを紹介します。

ネットワークカメラ設置工事のメリット

ここでは、ネットワークカメラ設置工事をするメリットを解説します。

セキュリティ性の向上

ネットワークカメラ設置工事によるメリットとしてまず挙げられるのが、セキュリティ性の向上です。
通常の防犯カメラはカメラの近くに録画機を置くため、防犯カメラを破壊されてのSDカード抜き取りや録画機そのものの盗難の危険性があります。
しかしネットワークカメラであればカメラから距離のある場所に録画機を置くこともでき、クラウド保存を利用すれば盗まれる可能性もありません。
カメラ自体が破壊される可能性はありますが、その場合でも破壊される直前までの映像は残るため、犯人の特定に録画映像が活用できます。

録画機の設置が不要

クラウドシステムを導入することで録画機を置かなくても済むようになる点も、ネットワークカメラ設置工事を行うメリットの1つです。クラウド上に映像を保存すれば、録画機の設置が不要となり、初期コストを抑えられます。
録画機の寿命は通常5年程度で、それ以降はメンテナンスが必要ですが、クラウド保存であればその必要もありません。
月々1,000円程度のクラウド利用料を支払うだけで映像を保存でき、必要に応じて必要な部分の映像だけを、パソコンなどを使ってダウンロードできます。
インターネットを利用しているため、映像確認はどこでも・いつでも可能です。

複数の監視カメラの映像が遠隔でできる

ネットワークカメラ設置工事を行えば複数の監視カメラの映像を遠隔で管理できます。
これまでのオフラインで使う防犯カメラで映像確認をする場合は、カメラと配線で物理的につながった専用モニターを利用するしかありませんでした。
しかし一方のネットワークカメラはインターネットの活用により、任意のパソコンやスマートフォンでいつでもどこでもアクセス可能です。
もし複数個所に防犯カメラを設置したとしても、インターネットを通じてパソコンなどのデバイスで一括管理ができます。
例えば複数店舗を展開しているケースなどでは、ネットワークカメラの利便性が非常に大きくなるでしょう。

ネットワークカメラ設置工事がおすすめのケース

ここでは、ネットワークカメラ設置工事をおすすめするケースを2つ紹介します。

幅広い地域に拠点を持つ事業者

幅広い地域に拠点を持つ事業を管理している方には、ネットワークカメラ設置工事をおすすめします。
従来の防犯カメラでは店舗ごとに映像を管理しているため、例えばA店舗の映像をリアルタイムに確認するためには実際にA店舗に行くしかありませんでした。
しかしネットワークカメラを使えばお手持ちのデバイスで場所・時間を問わずチェックできるため、移動時間やコストを大幅にカット可能です。
また、各店舗の混雑状況や従業員の様子をリアルタイムで確認できるため、マーケティングやお客様対応品質の向上にも役立てられるでしょう。

セミナーや工場見学を行っている事業者

セミナーや工場見学等を行っている事業者にとっても、ネットワークカメラ設置工事をするメリットは大きいといえます。
ネットワークカメラを活用することで、参加者それぞれのパソコンやスマホを使って外出することなくセミナーに参加可能です。
また、工場見学にネットワークカメラを活用することで見学者数がどれだけ増えても安全に実施可能になり、案内役の従業員の負担も減るでしょう。
ネットワークカメラを活用すれば、利用者の居住地や会場などの場所の制約を受けず、自由にセミナーや工場見学を実施できます。

ネットワークカメラ設置工事を進めましょう

ネットワークカメラ設置工事を行うことで、セキュリティ性は向上し、映像の確認・管理にかかるコストや時間を大幅に削減することが期待できます。
複数のカメラから得た映像を一括管理できるため、複数店舗を展開している事業者におすすめでしょう。
また、場所の制約を受けなくなるため、セミナー等の実施にも広く活用できます。現在のセキュリティシステムに不安や不満がある方、導入を検討してみてください。

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