防犯カメラを選ぶうえで知っておきたいのが相場価格ですが、費用だけで選んでしまうと失敗しやすくなります。また格安と謳っている業者は設置までしてくれないところが多いので、そういった点も含めて効率良く設置してくれるところを選ばなければいけません。ここでは相場価格と見積もりでの注意点について解説しています。
防犯カメラを購入する際の相場価格について
防犯カメラを導入するうえで気になるのが価格です。高いものが良いのか安いものが良いのか、そのへんも知りたいところです。ここでは防犯カメラを購入する場合の相場価格について解説します。
購入時にかかる費用
購入するにあたり必要になる費用内訳は「購入」「設置」「運用」の3つです。購入費用はご存知のとおり防犯カメラ本体や付属品にかかる費用のことで、防犯カメラ以外ではレコーダー・モニター・マイクなどが必要になります。設置費用は、防犯カメラを設置するときにかかる費用のことです。業者に依頼することがほとんどなので人件費や材料費、遠方の場合は出張費もかかってきます。運用費用は防犯カメラを使用してからかかる費用です。初期設定とは別途必要になるので毎月の費用をしっかり把握しておきましょう。
それぞれの費用相場は、
・防犯カメラ本体:2~10万円/1台
・レコーダー:10~100万円
・オプション:数千円~数万円
オプション費用は物によって異なります。
設置の相場費用は5~20万円、人件費は1人につき3万円程。出張を依頼する場合は2万円程度の費用が必要になります。また運用費用は保守料金・電気料金・プロバイダー料金などがかかります。
防犯カメラをレンタル・リースする場合の相場価格について
防犯カメラは購入だけでなくリースでも設置できます。なるべく初期投資金額を安く抑えたい方は、こちらの方法も検討してみると良いでしょう。相場価格は以下のとおりです。
リースにかかる費用
リースの場合、購入よりも初期費用を抑えられるため、複数台設置したい方やなるべくコストを削減したいという方に適しています。リース会社を介して利用するので、レンタルよりも安くなります。相場価格は1台につき2,000円~4,000円程度。長期間使用するほど安くなるケースがほとんどです。基本的に定額料金を払うだけで利用できるので非常にお得でしょう。ただレンタル同様、保守料金が含まれている業者もあるので注意してください。
防犯カメラ導入の際の見積もりで注意したいポイント
防犯カメラの購入・リースの相場価格を知ったところで、今度は導入の際の見積もりで気をつけたいポイントを解説します。
1.費用だけで選ばない
つい安さだけで選びがちですが、安い理由をきちんと知っておいたほうが良いでしょう。
2.どこまで設置してくれるのか
格安で販売している防犯カメラは設置までしてもらえないところがほとんどです。安いと思ったら別途設置費用がかかり最終的に高くなってしまうこともあるので注意してください。
3.現地調査は可能か
見積もりを出す前にきちんと現地調査してくれる業者は安心です。いざ工事を始めたら見積もりより高かったなんてことにならないように、現地調査をしてくれる業者を選びましょう。
防犯カメラは相場価格だけで選ぶのは危険
つい本体価格だけを見がちですが、失敗しないためには設置費用や運用費用など全体を見て決めなければいけません。相場価格はあくまで参考に、複数社を比較しながら安全な業者を選びましょう。