オフィス・店舗・自宅などの防犯対策として、防犯カメラは今や欠かせないものになっています。
しかし、防犯カメラにも寿命や、適切な買い替えのタイミングが存在します。
同じ防犯カメラを長年使い続けると、いざという時に壊れて撮影ができない、修理費が高くなってしまう、撮影された映像が不鮮明…といったトラブルに陥ることもあります。
防犯カメラを買い替えるタイミングについてご紹介していきますので、これから防犯カメラの導入を検討している方や、防犯カメラの買い替えを検討している方は、是非ご参考下さい。
防犯カメラの寿命はどのくらい？
防犯カメラの寿命は、およそ「6年」だと言われています。
防犯カメラの設置場所や、メンテナンスの内容や頻度などに左右されますが、一般的には購入・導入してから６年前後を、買い替えの時期だと思っておいた方が良いでしょう。
一般的には、防犯カメラは室外よりも室内が長持ちしやすく、メンテナンスを定期的に行っているほど良いと言われています。
こちらを踏まえた上で、防犯カメラを買い替えるタイミングについて、ご紹介していきます。
防犯カメラを買い替えるタイミング
防犯カメラを買い替えるタイミングについて、代表的なものをいくつかご紹介致します。
防犯カメラに不具合が発生した・故障した場合
防犯カメラが故障してしまった、うまく動作しなくなったという場合は、買い替えるタイミングです。
映像が不鮮明になっている、HDDが原因でちゃんと録画ができていない、電源が入らない、高熱を帯びている…などの症状が現れた際は、注意が必要になってきます。
より高い性能・機能が必要な場合
より高性能な防犯カメラが必要な場合としては「夜間でもはっきりと見えるようにしたい」「もっと鮮明な画質で撮影したい」といったものが挙げられます。
現在の防犯カメラでは対応できない、高いレベルの性能が必要になった場合や、現在使用している機器の性能に不満がある場合は、買い替えた方が良いでしょう。
防犯カメラの部品が生産終了になった場合
防犯カメラを修理する為の、内部の交換部品が生産終了になる（生産終了になった）場合は、防犯カメラを買い替えた方が良いでしょう。
交換部品が無ければ修理もできない為、なるべく早い段階で新しい機器を探しておくのがおすすめです。
リース契約期間が終わった場合
リース契約で防犯カメラを導入する際は、基本的に防犯カメラの耐用年数に近い年数が設定されていることが多いです。
リース契約期間が終わった際は、より性能が良いカメラや、現機種の改良型などの機種が出ていることがよくあります。
現在の機器を使い続けると、故障した際に修理費が高くついてしまう可能性もあるので、長期間での導入を検討する場合は、新しい機種に買い替えた方が良いこともあります。
定期的なメンテナンス・買い替えがおすすめ
防犯カメラの買い替えのタイミングについてご紹介致しましたが、基本的に、同じカメラを長年使い続けることはおすすめできません。
いざという時に映像が撮影できていなかった…といった最悪の事態を防ぐ為にも、防犯カメラのメンテナンスを定期的に依頼する、購入・導入からどれくらい経過したのかを常に把握しておくようにしておきましょう。
もし、「最適な防犯カメラが分からない」「いつ買い替えれば良いか踏ん切りがつかない」、という場合は、防犯カメラの知識に長けたプロの業者に相談するのが良いでしょう。
コストだけではなく、必要に応じて、適切な台数や運用年数などについても相談できるので、是非チェックしてみて下さい。