オフィスに防犯システムを導入した事例を紹介|導入のメリットも解説

防犯システム

防犯カメラを中心に、犯罪を未然に防ぐシステムを、防犯システムといいます。オフィスに防犯システムを導入すると、どのような変化が生じるのでしょうか。防犯システムを導入した2つの事例を紹介します。さらに、そこから見えてくるメリットも解説します。防犯システムが気になる方は、参考にしてください。

防犯システムのオフィス導入事例

オフィスに防犯システムを導入した事例は以下の通りです。

社員の動きと来客の管理ができていなかったA社

A社は、営業所における社員の動きが把握できず困っていました。社員に指示を出すにも、まず所在確認から行わなければならなかったからです。同様に、営業所における来客も把握できていなかったため、セキュリティ面に不安を抱えていました。

これらの悩みを解決するため、各営業所と受付前にPTZカメラ(レンズを上下左右に動かせて、ズーム・ズームアウトができるカメラ)を設置し、本社で管理することにしました。

PTZカメラを設置した結果、社員の動きを把握でき、スムーズに業務を行えるようになりました。また、来客も管理できるため、セキュリティ面の不安もなくなりました。来客へ威圧感を与えるかもしれないと心配していたのですが、来客からはセキュリティがしっかりしているので安心と評価されています。

支店の業務効率が悪くなっていたB社

事業拡大に合わせて支店を開設したB社。喜ばしいことですが、支店に在籍している社員の業務効率が悪くなり困っていました。また、支店の社員の中には、勤務態度が明らかに悪くなっていた人もいたようです。

これらの悩みを解決するため、支店にネットワークを介して映像を伝送できる防犯カメラを設置して、本社で管理することにしました。

以上の対策の結果、無駄な会議、業務を指摘して、業務効率を改善することに成功しました。また、支店内に適度な緊張感が生まれ、社員の勤務態度も改善したようです。

導入事例からわかるオフィスへの防犯システム導入のメリット

オフィスへの防犯システム導入には、どのようなメリットがあるのでしょうか。

目の届かないところへ目が届く

オフィスに防犯システムを導入することで、目の届かないところへ目が届くようになります。具体的には、本社から支店の様子などを把握できるようになるのです。その結果、社員の状況を把握しつつ必要な指示を出すことや無駄な会議や残業をなくすことなどができます。さらに、気の緩んだ社員に、適度な緊張感を与えることも可能です。

オフィスのセキュリティが高まる

当然ながら、防犯システムには、オフィスのセキュリティを高める働きもあります。映像で来客を確認・記録して防犯に役立てることはもちろん、悪意のある人へ防犯システムの存在を知らせて行動を抑制することもできます。情報漏洩に備えたいオフィスや犯罪に備えたいオフィスなどは、積極的に導入するべきといえるでしょう。

顧客の安心につながる

オフィスに防犯システムを導入することで、顧客にセキュリティ意識が高い企業であることをアピールできます。企業のセキュリティ意識を重視する方は、年々、増えています。防犯システムの導入は、競合他社との差別化につながる可能性もあります。

防犯システムは仕事の効率とセキュリティの強度を高めてくれる

オフィスに防犯システムを導入することで、目の届かない場所へ目が届くようになります。これにより、仕事の効率を高めることができます。また、来客を管理すること、悪意のある人へ防犯システムの存在を知らせることで、セキュリティ強度も高められます。オフィスにおけるセキュリティ強度の高まりは、顧客の安心感につながるはずです。防犯システムは、犯罪を抑止するだけでなく企業の業績にも貢献してくれます。興味のある方は、導入を検討するとよいでしょう。

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